女としてのキャリアを積み上げて素晴らしい人生を!
そう思って仕事に没頭して頑張り続けてきたけれど、私の人生これで良かったのかな?
家に帰り、出迎えてくれる犬に愛おしさを覚えながらも、女としての人生について考えてしまう事はありませんか?
日本は少子高齢化が進み人口は減り続け、外国人が増えていくことで国際化も進んできました。
もはや女は20代で結婚しなければならないなんて脅迫的な概念を持つ必要はありませんし、そんな時代ではないのです。
結婚は子供を生み育てるためのルールなどではなく、生涯の伴侶と決めた人と充実した人生を迎えるための契約なのです。
日本人の生涯未婚率は上がり続けている!?
「結婚なんて、まだまだ先の話って思っていたけれど、周りの友達はどんどん結婚しちゃって少し焦り始めたかも。」
「昔の友達から届く手紙は、『結婚しました』『ベビーできました!』『七五三』ばかり・・・何なのよ~!」
「仕事のキャリアを積み上げて、部下も出来た、毎年何度かの海外旅行も出来る、好きな洋服を着て、好きなときに使い勝手の良いイケメンを誘う、私の人生って充実してるけど、もうすぐ40歳・・・私もそろそろ一生の伴侶がほしいかも」
結婚を真剣に考え始めるキッカケというのは人によってさまざまですよね。
もし少しでもあなたが結婚を意識しだしたのであれば、待ちの恋愛ではなく、婚活を進めて積極的なアプローチをしてみませんか?
世間では「婚活」って言葉はどこでも見かけるほど騒がれているけど、実際のところはどうなんだろう?
私の周りは恋愛結婚の人が多いみたいだし、結局別れてバツイチ子持ちになって苦労してるだけの子もいるけど・・・。
本当に結婚って必要なの?
婚活してまで結婚相手を探すのって必要?
今のまま普通に暮らしていたら、いつかは素敵な出会いがありそうな気もするし・・・。
など考え出すと気持ちが揺らぎますよね。
「人口統計資料集(2017年改訂版)」によりますと、1980年の女性の生涯未婚率が4.45%、男性が2.26%でしたが、2015年には、女性14.1%、男性23.4%に急増しています。
おそらくこのサイトを見て頂いているあなたのお父さん、お母さんの時代は、20代半ばでたいていの人が結婚していたのではないですか?
日本と言う国は、世界的に見ても結婚意識の高い国民性で、当時みんながするものだと考えていました。
とは言え、時代が変わったといっても、なぜ、こんなに多くの人が結婚しないのでしょうか?
未婚率がなぜ上昇したのか?
ちょうど今70代あたりのお年寄りの方々が結婚したころは、親が決めたり、お見合いをしたり、職場で知り合ったりして、たいていの日本人が何の疑問も持たず結婚していました。
それが様変わりしてきたのが1990年辺りからです。
そのころ、男女雇用機会均等法が制定され、女性もどんどん社会進出を果たしていきました。
女性の高学歴化なども社会進出を推し進める形となり、従来の結婚観に反発を感じる女性が増え、恋愛=結婚に繋がるという感覚が薄らいでいきました。
当然の事ながら、「親が決めた結婚なんて嫌、自由に恋愛したい!結婚相手ぐらい自分で決める」という風潮も増えましたし、結婚相手に求めるものが高くなりました。
そして女性達は、社会的、経済的に自立し、海外旅行など独身生活を楽しむなど、多様なライフスタイルを選べるようになりました。
男性を弱くしていく高齢化と女性の社会進出
女性が精神的・経済的に自立していく一方で、最近の経済情勢のために不安定で弱気な男性が増えていきました。
そして日本の高齢化に伴い若者が社会的なステイタスを得られる機会が減ったことも、男性を弱気にさせている要因になっています。
日本の企業の多くには、年功序列であったり、護送船団的な旧評価制度の考え方がまだ残っています。
それは、どれほど頑張っても組織の上層部には人が溢れているという時代となった今、若い男性達のモチベーションを著しく落としてしまう要因ともなっています。
それはつまり、女性が社会進出をするほど、それに見合った男性はある程度年齢層の高い独身男性となってしまい、それでないと収入や地位が見合わないといったケースも増えてきていると言えます。
結婚難の時代だからこそ目的意識を明確にする
このような背景から、これだけの男女がいるにもかかわらず、結婚したいのに相手がいないとか、結婚したくでもできない!という悪循環に陥ってしまっているのが今の時代の傾向ではないでしょうか。
もちろん、結婚するかどうかは、あなたが決めることです。
でも、婚活してみようかなと思ったあなたには、思うだけでなく行動して欲しいと思います。
待っていても出会うチャンスが訪れる時代ではなくなってきています。
せっかく婚活を意識し始めたのですから、一度きりの人生ですから、思い切って一歩を踏み出してみましょう。
忘れてはならないのは、”自分は何を目的として結婚したいのか”目的意識を明確にしたいのが、それぞれ年代ごとの女性達ではないでしょうか?
もしあなたが40代、あるいは50代ならば、「子供を生んで家族を持ち、母親として生きてみたい」と考えるよりは、「生涯のパートナーと共に自分の人生を明るく生きていきたい」と考えたほうが、選ぶ基準が変わってきますよね?
自分の人生を作っていくのは自分自身ですから、あなたが動けばきっと何かが動き始めます。